北海道ファームのこだわり


北海道にある水田のまわりには天然の水芭蕉の群生地が点在し、春にはその可憐な姿が農作業中の目を楽しませてくれます。その水芭蕉に欠かすことができないのがトキト山の豊富な湧水群です。水芭蕉の大群落をはぐくむ一方で「The北海道ファーム」の田んぼにも豊富な湧水が流れ込み、その豊かな水が美味しいお米作りの源となっております。

「むやみに田んぼに入るな、稲の根を切ってしまう。稲が弱る」
「朝日が昇る時、稲の葉に朝露があるか見ろ、水が足りているかがわかる」
早朝から夜更けまで一日に何度もあぜを歩き、稲の様子を見ます。まさに「いい米は、足音が作る」それを地で行くようなお米づくりをがむしゃらに学ぶ日々が続きました。土づくりから田植え、そして稲刈り、大ベテランの米づくり職人の技を一つ残らず学ぶという気持ちでした。そんな日々が続いたある日「来年からは、自分でやってみなさい」そう言っていただく日が来たのです。
そこから、The北海道ファームの本当の意味でのお米づくりが始まりました。長年の経験と技術に裏打ちされた職人の技、そこに科学的研究の成果である様々な手法を導入し最高のお米づくりを目指しています。 この取り組みは、完成することがない究極の課題ですが最高のお米をめざした取り組みを決して手を抜くことなく続けています。